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  • 2007年08月

HOME > お宅レポート > O邸:「私たちらしい生活スタイルのために。」 

お宅レポート

O邸:「私たちらしい生活スタイルのために。」 

Scene1希望にあった住まいづくり。その実現のために。
結婚して8年。2人らしい暮らしのカタチが見えてきた頃に、自然に「家が欲しい」という気持ちがわいてきたというOさん。
家づくりを本気で考えはじめた当時をこう振り返る。

「オープンハウスを見てサーティーフォーの家づくりにピン!ときて、雑誌で建築家・堀内雪さんにピン!ときました。これなら生活にあわせた家づくりができそうだと思ったんです」

「冬は明るく暖かいし、夏は涼しい。この家に住んで1年。毎日を快適に過ごしています」
1日1日を、楽しみながら大切に過ごすOさん夫妻。
「ケンカはしても、その中身はポジティブというか、明るくなったかも」と、快適な家の、思いがけない効用(?)を教えてくれました。
書棚下のあしらい。写真にはありませんが、書棚の上にもディスプレイがされていました。細部への心配りに、Oさんの生活との向き合い方や、その楽しみ方が伺えます。

「家を建てるなら注文住宅で私たちらしい家をと思っていましたが、設計事務所にお願いするのはちょっと抵抗感がありました。 先生と呼ばれる建築家の‘作品‘ではなく、私たちの規模にあった住まいを実現してくれる建築家は誰なのか、ということを判断するのは難しいと感じていたんです。」
34のデザイン室に依頼したOさんの家づくりでは、建築家の基本設計+34の実施設計、という手法を採用。この家づくりの流れは、希望以上に理想的なものだったとOさんは言います。
「建築家の創造性に、34が客観性をプラスしてくれる。そして、私たちも一緒に家づくりを楽しませてもらいました」


Scene2納得の家づくり。ひとつひとつ夢を形に。
その言葉どおり、O邸では、第一線で活躍する建築家・堀内雪さんの設計をベースに、ビルダーである
34のデザイナー・吉岡陽史さんの知恵や工夫が盛り込まれ、Oさんの希望を具現化しています。
「家づくりの過程はもちろん大変なことも多かったのですが、とても楽しかったです。フローリングやタイルといった素材、水周りの造作、白を基調としたカラースキーム、ペアガラス、そして予算。どこにも妥協をしていない、大満足の家ができたと思います。」
 
「愛着を感じる家。だからこそ大切に住まいたい」
「34の吉岡さんから色々な情報をいただいて、ひとつひとつ自分達でも考えて選んで決めていきました。コストを抑えるためにできることは自分たちで行ったのですが、そんな風に家づくりにしっかりと参加したので、この家に一方ならない愛情を感じるのかもしれません。 それと、汗水流して働いてくれた職人さんたちの姿を間近で見てきたので、大事に住まないといけないと思う気持ちもありますね」

「明るくポジティブ思考になった!」
「前に比べると、気持ちにゆとりができて明るくポジティブになりました。以前の家は今よりも広い4LDKでしたが、暗くて寒くて、それで気がふさぐこともありました。この家では快適な生活を実現できるので、ストレスが減って、心が軽くなったということかもしれません」(奥様)
「そうそう。新しいことやってみようという気持ちになるよね」
(ご主人)
これから家づくりをする方へ
「うちの場合は、生活スタイルが見えてから家を建てることができたのがよかったと思います。それは、これから家を建てる人にもお勧めしたいことですね。 ‘家に暮らしを合わせる‘のではなく、理想の暮らしを実現できる家のカタチを追及できたので」(ご主人)

Scene3風の通り光のあふれる空間で、日々の生活を楽しく快適に。
 
決して奇抜というわけではないけれど、主張のある印象的な面持ちのO邸。初めてのお客さんには「紺色の家」と説明すれば大抵はたどり着けるそうです。 ただし、2面接道しているO邸の北側はまったく違う表情を持つので、道に迷った人は「紺色の家じゃない!」ということになるとか。
■紺色の外壁は特注のガルバニウム鋼板ではなく既製品の金属サイディングを活用。敷地の一部分の地震強度に不安があったので、地番補強のための鋼管杭を20本打ち込んでいます。
 
家の第一印象を大きく左右するのがエントランスです。丸窓付きの赤い玄関扉はご主人の希望によるもの。壁のネイビーやエクステリアとの相性も抜群で、遊び心とセンスの良さがうかがえます。 玄関から続く廊下の壁面は、収納スペースとして活用。靴入れのほか、書棚や飾棚となっています。
玄関にステップがついているのは、土地の傾斜を室内側で調整することで、敷地を有効活用するための工夫です。
 
大工さんの造作によるオリジナルのキッチンには、奥様のこだわりがつまっています。 タイルは白の中でもやさしい色合いや丸みを帯びたディティールのものを選びました。
ここには奥様の好きなものだけが選び抜いて置かれています。
 
目隠しのリネンを手作りしたのは、生活を楽しむための手間を惜しまない奥様。
キッチンの床はタイルにこだわりました。
コンロ前の壁とキッチン右の壁(北)とが、直角ではなく斜めに交わっているのが大工さん泣かせだったとか。カウンタートップのタイルは、現場で一枚一枚合わせてはカットし、貼っていったそうです。
 
いつも食事は、キッチンと一体感のあるダイニングカウンターで。「配膳や片付けがスムーズにできて楽ですし、それは生活の快適さを大きく左右するように思います」 キッチンからの眺め。左手を見るとリビング。正面はバルコニーになっています。
 
生活に豊かな潤いをもたらす、ゆったりとしたバルコニー。
土いじりが好きな奥様の趣味の空間でもあります。カフェのテラスのようなここで、休日の朝食を楽しむこともあるそうです。
あまり目立ちませんが、収納スペースはしっかり確保。
リビング奥にも大型収納をしつらえました。
34・吉岡さんの提案により、建具枠などは既製品をうまく活用。コストを抑えるだけでなく、アフターメンテ
ナンス上のメリットも狙っています。
見せる収納は「ディスプレイしたい」という奥様の要望により実現したもの。
使いやすく清潔で、 心地よいサニタリーとなっています。
キッチンのカウンター下は一部オープンキャビネットになっています。
一番奥は奥行きを深くとってネコのトイレなどのスペースに。
手前側はディスプレイ棚として使っています。
 
「ペアガラスの効果もあってか、静かなのでよく眠れます。以前に比べると寝心地が格段によくなって、 疲れがたまらなくなりました。住んでみてわかる性能の良さというのは、気づきにくいけれど大切なことなんですよね」
デザイン面だけでなく、住まいの基本性能の大切さを実感されているOさんご夫妻です。
取材中、ずっとベッドの中にもぐりこんでいたお利口さんで恥ずかしがりやのネコちゃん。
Oさん一家の大事な一員です。
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