いい家をつくって、そこに住んでくださるご家族に幸せになってもらいたい。
それが私が家づくりにたずさわっている理由です。
私はこれまでの家づくりの経験から、どういう家族がどんな家に住めばもっと幸せに暮らすことができるか、その家族にふさわしい家の姿はどんなものか、具体的にプランや図面にして見せることができるという自負があります。
でも、いくら自分に家づくりの信念があるとはいっても、住んでくださるのはお客さまです。私がいくら「こうしたほうがいいですよ」とおすすめしても、それはお客さまの選択肢のうちのひとつです。押しつけるわけにはいきません。最終的にはお客さまの決断にゆだねることになります。
それがたとえば、ベストセラーの本を書いている有名な風水師や占星術師から、「あなたはこういう家に住めば幸せになる」とアドバイスされたらどうでしょうか。ところがテレビで顔が知られているわけでもない私には、お客さまの意志をひっくり返すほど大きな影響力はありません。
「リビングルームは家族の空間としてもっとも大切。子供部屋は小さくても十分。逆に子供には部屋なんていらないくらい。子供部屋なんて、狭くて居心地が悪いぐらいのほうが、みんなリビングルームに出てきますよ」
「子供部屋にクーラーなんていらないんですよ。夫婦の寝室にクーラーをつけておけば、熱帯夜になったら子供が枕を持って来ますよ。寝かせてくださいって。そういう家族って、いいと思いませんか?」
こういったアドバイスやアイデアをお客さまに理解してもらえず、残念な思いをすることもあります。でも、そんなことで落ち込んではいられません。
「やっぱり唐橋さんの言ったとおりにしてよかったよ」
「この家のおかげで家族の会話がグンと増えました」
「あのアイデアがこんな仕上がりになるなんて、意外だったよ。やってよかった」
「おかげで家族がよく話し合える空間ができました」
など、私の家づくりを認めてくださる方も、確実にいらっしゃるのです。
そういう声を励みに、家づくりに取り組んでいます。
代表取締役社長 唐橋 一男
